「紅茶の勉強をしてみたいけど本が多くてどれを選べばいいかわからない…」
こんなお悩みをお持ちではないですか?
紅茶に関する本はたくさん出ているので、何を読めばいいか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、紅茶に関するおすすめの本を6冊ご紹介します!
初心者さん向けのものから、がっつり勉強したい上級者さん向きのものまで、それぞれ段階別にご紹介していきます。
目次
初心者さん向けの3冊
これから紅茶の勉強を始める方や、とりあえず基本的なことだけ知りたいという方にはこちらの3冊がおすすめです。
どれも読みやすく、あまり難しいことは書いていないので初心者さんにぴったりだと思います。
それぞれ詳しくご紹介していきます。
1冊目:紅茶一年生
題名 | 紅茶一年生 |
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出版社・著者 | 宝島社・日本紅茶協会監修 |
値段 | 660円(税込み) |
紅茶の勉強を始めるなら、まずはこれ!
日本紅茶協会という、紅茶関連業者団体が監修しています。
紅茶の淹れ方や茶葉の種類、産地など基礎的な情報がわかりやすくまとめられています。
写真も多く、文章ばかりではないので教科書のような堅苦しさはありません。
紅茶アドバイザー等、紅茶の資格取得を目指す人の入門書としてもオススメです。
2冊目:Hanako 私が知りたいお茶のこと、すべて
題名 | Hanako 特別編集 私が知りたいお茶のこと、すべて |
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出版社 | マガジンハウス |
値段 | 1,000円(税込み) |
2冊目は雑誌「Hanako」の特別編集版。
紅茶だけではなく、日本茶・中国茶のことも載っています。
お茶の店舗や商品の紹介がメインで、「勉強」という感じのものではありませんが、写真が多く、パラパラと見ているだけでも楽しい本です。
がっつり勉強したいまではいかないけど、ちょっと情報を増やしたいという人に。
2021年に発売された雑誌なので店頭で購入するのは難しいかもしれませんが、インターネットで購入することが可能です。
3冊目:暮らしの図鑑 お茶の時間
題名 | 暮らしの図鑑 お茶の時間 楽しむ工夫×世界のお茶100×基礎知識 |
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出版社 | 翔泳社 |
値段 | 1,980円(税込み) |
日本茶・紅茶・ハーブティーまで取り扱っている本です。
2冊目同様、紅茶専門の本ではありませんが、紅茶の淹れ方や種類といった基礎知識が書かれています。
イラスト、文章、写真とバランス良く載っていて読みやすく、イラストがとても可愛いんですよね(*’▽’)
世界ではお茶がどのように楽しまれているかの紹介もあって面白い本です。
タイトルが「お茶の時間」というだけあって、おうちでお茶の時間を楽しむための情報がたくさん載っています。
お茶の基本的なことも知れて、楽しく読めるのでこちらも初心者さんにはオススメです。
中級者さん向けの2冊
続いては、もう少ししっかり勉強したい方向けの本を2冊ご紹介します。
どちらも紅茶に特化した本で、先ほどご紹介した初心者さん向けの3冊より、少し難しい内容になります。
1冊目:紅茶のすべて
題名 | 基礎から学ぶ 紅茶のすべて |
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出版社・著者 | 誠文堂新光社・磯淵 猛 |
値段 | 2,640円(税込み) |
1冊目はこちらの「紅茶のすべて」
紅茶の産地や淹れ方といった基礎から、道具や歴史、産地、効能まで細かく書かれており、本格的な内容となっています。
文章が多く、読みごたえがあるので教科書的な感じですかね。
本の厚みもかなりあって、約250ページに及びます。
私はこの本を読んだことでかなり知識が増えました。
個人的には、紅茶アドバイザーの試験を受けるのであれば、読んでおいた方がいい本だと思います。
2冊目:紅茶の大事典
題名 | 紅茶の大事典 |
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出版社・著者 | 成美堂出版・日本紅茶協会 |
値段 | 1,540円 |
1冊目同様、厚みはありますがカラー写真が多く、見やすい本です。
こちらも紅茶の基礎知識はもちろん載っていますが、1冊目と大きく違っている点は、茶葉と産地についてかなり細かく書かれていること。
例えば、ダージリンの産地はインド、というだけでなく、どこの茶園で作られているか、その茶園の特徴はどういったものかが記載されています。
本の表紙には「世界の紅茶の産地と茶葉ガイド」と書かれていることもあり、茶葉について詳しく知りたい、という方にはおすすめです。
また、世界を代表する紅茶ブランドの商品も紹介されているので、紅茶選びの参考にもなる本です。
上級者さん向けの本
いよいよ最後、上級者の方におすすめの本です。
紅茶 味わいの「こつ」
題名 | 紅茶 味わいの「こつ」 理解が深まるQ&A89 |
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出版社・著者 | 柴田書店・川﨑武志、中野地清香、水野学 |
値段 | 1,980円(税込み) |
紅茶専門店を営むバイヤー3人の共著であり、「紅茶をよりよく知り、楽しむためのこつをお届けする」がコンセプトになっています。
一歩踏み込んだ内容が多く、やや専門的と言えます。
ある程度の知識が頭に入っていないと、読むのは難しいかもしれません。
紅茶の製造方法や流通のことを詳しく解説していたり、日本の紅茶について書いてあったり、他の本にはあまりない視点が面白いなぁと思います。
既に他の書籍は読んでいて、より紅茶の勉強を極めたいという方にはおすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
紅茶に関する本は数多く、どれから読んだらいいのか迷ってしまいますよね。
私も紅茶の本を全て読んだわけではありませんが、これまで読んだものの中からわかりやすかったもの、面白かったものを厳選してご紹介させていただきました。
知識が増えると、よりお茶の時間も楽しくなりますよ。
何か1冊でも、興味を持っていただけるものがあれば幸いです。